広島・新井監督 森下の通算50勝に「通過点よ。本当だったらもっと早く」 村上対策は「打って打っていけると思っていた」

 「阪神2-5広島」(18日、甲子園球場)

 広島の森下暢仁投手が今季初完投で3勝目を挙げ通算50勝にも到達した。打線は0-2の二回に菊池の2点二塁打と矢野の犠飛、末包の2点打で計5得点と逆転。リーグ一番乗りで10勝に到達した。以下、新井貴浩監督の一問一答。

  ◇  ◇

 -森下は初回に30球投げた中で立ち直った。

 「立ち上がりはちょっと、ボールが真ん中に集まっていた感じだったけど、そこからは尻上がりに危なげなくという感じかな。ナイスピッチング」

 -通算50勝にも到達した。

 「それは通過点よ。本当だったらもっと早くそこは通過しておかなければいけない投手だと思う。それくらい力のある投手だと思う」

 -0-2の二回無死一、二塁で菊池の場面は犠打の選択はなかった?

 「ないない。2点差でしょ?2点ビハインドだし、あそこは送るっていう選択肢はなかった。打って打っていけると思っていた」

 -開幕戦で敗戦した村上との再戦にあたって対策したこと。

 「まずは良い真っすぐを投げるから、そこをつぶしていこうと。あとは簡単に終わるのではなしにとにかく粘って粘って、後ろにつないでいく形でね。そこはバッティングコーチとスコアラーが各自伝えてくれていると思うので、良い攻撃だったと思います」

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