広島 2点先制直後に逆転許す…現在6連敗中 先発・森下が連続適時打浴びる

 先発し力投する森下(撮影・市尻達拡)
 1回、矢野の好守に笑みを浮かべる森下(撮影・市尻達拡)
 2回、カリステの打球を素手で処理し、投ゴロとする森下(撮影・市尻達拡)
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 「広島-中日」(2日、マツダスタジアム)

 6連敗中の広島が二回に坂倉将吾捕手の今季1号先制ソロなどで2点を先制したが、その直後に逆転を許した。先発・森下暢仁投手が三回に3点を失った。

 0-0で迎えた二回1死で打席に入ると、高橋宏の高めに投じられた150キロ直球を強振。高く上がった打球は伸びていき、右翼スタンドに飛び込んだ。今季自身4戦目にして生まれた待望の初本塁打。ベンチではバッテリーを組む森下から強く尻をたたかれる祝福を受け、「先取点を取ることができて良かった。ファンの皆さんの声援のおかげで(スタンドまで)届きました」と振り返った。

 坂倉は2月のキャンプで右手中指を骨折。手術を受け、4月22日のウエスタン戦で実戦復帰していた。その後、29日・巨人戦から1軍に昇格。1日の同戦では今季初スタメンで初回に先制打を放つなど、マルチ安打を記録していた。

 その後、堂林も右中間への適時二塁打を放って難敵から2点を先制した。

 しかし、その直後の三回に先発・森下が1死満塁のピンチを招くと、ボスラー、カリステに連続適時打を浴びて、逆転を許した。

 チームは現在6連敗中。今季はここまで9勝3敗の本拠地・マツダスタジアムでなんとか立て直したい。

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