広島が連敗を「7」で止める 床田が圧巻の完封で3勝目 4試合ぶりスタメンの中村奨が決勝打
「広島2-0中日」(3日、マツダスタジアム)
広島が接戦を制し、4月23日・ヤクルト戦(マツダ)以来の勝利。連敗を「7」で止め、5月初勝利を挙げた。
頼れる左のエースが仕事を果たした。先発・床田が今季2度目の完封勝利で3勝目をマーク。普段は走者を背負った場面でギアを上げるが、この日は初回から148キロを計測するなど、気合の入った投球を披露。その後も4連勝中の中日打線に対し、付けいる隙を与えず投げ抜いた。
打線は今季、すでに4勝をマークしている松葉に対し、数少ない好機をものにした。三回先頭の堂林が詰まりながらも、遊撃のグラブをかすめる安打で出塁。その後、2死三塁から「1番・中堅」で起用された中村奨が右前適時打を放ち、先制に成功した。
六回は2死一、二塁から末包が左前適時打を放ち、2点目。主砲が4試合ぶりの打点を挙げ、床田を援護した。
昨季は5月に14勝8敗、勝率・636と月別でトップの勝率をマーク。“鯉の季節”で逆襲を狙う。
この試合は2時間ちょうどで決着した。





