新井政権初の広島7連敗 …森下誤算今季ワースト4失点「申し訳ない投球をしてしまった」 前向く将「あともう少し」

 「広島2-4中日」(2日、マツダスタジアム)

 無類の強さを誇るマツダスタジアムでも負の流れは止まらなかった。広島が2022年7月以来の7連敗。新井政権ではワーストとなってしまった。打線は2得点にとどまり、新井監督は「まあまあ。チャンスは作れているんで。きのうもそうだけど、チャンスは作れているので、あともう少しというところかな」と復調への手応えを口にして、前を向くしかなかった。

 攻撃陣が得点力不足に陥る現状で頼みの先発・森下が誤算だった。2点を先制した直後の三回に1死満塁とし、ボスラーに左越えの2点適時二塁打を浴びて同点に。さらに続くカリステの左前適時打で勝ち越しを許した。6回を投げて今季自己ワーストとなる10安打4失点で3敗目を喫した。

 「勝たないといけない試合で申し訳ない投球をしてしまった」とうなだれた右腕。チームは9連戦のまっただ中で、前日1日は東京ドームで巨人とナイターで4時間39分の激闘の末、延長十二回にサヨナラ負けを喫していた。新井監督は「ずっといい投球しているから。今日みたいな日もあると思う」と責めることはなかったが、真のエースになるためには食い止めなければいけなかった。

 打線も二回に2点を先制するも、その後は快音なしで難敵・高橋宏を攻略しきれず…。この試合まで今季9勝3敗だった本拠地でも状況は好転しなかった。

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