広島が痛恨の同一カード3連敗 今季初の屈辱でハマスタ7連敗の悪夢 バウアーを攻略できず 3戦連続の失策から逆転許す

 4回、宮崎の三塁への打球を羽月が失策(撮影・佐々木彰尚)
 8回表終了時、選手交代を告げてベンチに引き揚げる新井監督(撮影・佐々木彰尚)
 4回、佐野に2点適時打を浴びた玉村(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA2-1広島」(27日、横浜スタジアム)

 広島が今季初の3連敗。横浜スタジアムでは昨年9月3日から7連敗となった。

 またしても守備の乱れが失点につながってしまった。1点リードの四回。先発・玉村が先頭の度会に中前打を浴びると、牧には四球を与える。一、二塁から宮崎の打球は三塁前へ。これを羽月がファンブルし、満塁にまでピンチが拡大した。続く佐野に2球目の直球を中前に運ばれ、逆転の2点適時打となった。

 25日は堂林、26日は二俣の失策がそれぞれ決勝点につながっており、この試合でもミスが勝敗を分けてしまった。玉村は7回2安打2失点の好投も、今季2敗目を喫した。

 打線は中4日のバウアーに対して苦戦。初回1死一、三塁で末包がフルカウントから高めのスライダーを見逃して四球を選ぶ。この際、一走・小園がスタートを切っており、捕手・松尾は二塁へ送球。それを確認し、三走・羽月がスタートを切り、ヘッドスライディングで先制のホームを陥れた(記録は盗塁成功)。

 しかし、二回以降は打線が沈黙。八回は1死から代打・中村奨が右中間への三塁打で出塁するも、田村、羽月が空振り三振に倒れ、絶好機を逃した。

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