広島が首位攻防戦に快勝!阪神・村上に開幕戦のリベンジ 二回に驚異の粘り腰で54球、一挙5得点のビッグイニング 森下が完投で3勝目
「阪神2-5広島」(18日、甲子園球場)
広島が首位攻防戦で快勝した。打線が二回に一挙5得点を挙げ、開幕戦で黒星を喫した相手先発・村上を粉砕した。
開幕戦と同じ森下と村上による投げ合い。森下は初回に前川に適時打を浴びて、開幕戦と同じように2点を先制された。しかし、開幕時とは打線の好調具合が違った。二回に野間、ファビアンの連打で好機を迎え、菊池が左中間への2点適時二塁打で、すぐさま同点に追いついた。
さらに二俣が14球も粘って四球で出塁すると、矢野が左犠飛を放って勝ち越しに成功。2死満塁からは4番・末包が左翼への2点適時打をはじき返して逆転した。結局、二回は5得点を挙げ、相手先発・村上には54球を投じさせた。開幕戦では苦杯をなめた相手に雪辱を果たした。
先発・森下は初回に2点を失うも、援護を受けて立ち直った。今季初完投でリーグトップの3勝目とし、甲子園で勝利投手になるのは2022年4月9日以来1105日ぶりとなった。ヒーローインタビューでは「とにかく勝ちたいと思ってマウンドに上がりました。初回からばたついてしまって、野手の方に助けてもらいました」と森下。チームの雰囲気について「とてもいいですし、もっともっと良くなると思います」と力を込めた。
広島は昨年からの甲子園の連敗を3で止めた。負ければ首位陥落となる一戦を制して、首位をキープした。





