広島 2度目の完封負けで2カード連続負け越し ヤクルト・小川に“マダックス”許す 打線沈黙わずか2安打 顔面負傷の二俣が強行出場も実らず
「ヤクルト3-0広島」(3日、神宮球場)
広島はヤクルト・小川に92球“マダックス”での完封を許し、わずか2安打で今季2度目の完封負け。開幕カードに続いて2カード連続負け越しと、波に乗れない状況が続く。
相手先発・小川に手を焼いた。五回まで石原、ファビアンの2安打のみに抑えられ、六、七、八回も三者凡退。攻略の糸口をつかめなかった。2日の一戦で負傷交代した二俣は口内の裂傷もあり、前夜は8針を縫合。前歯の上下計8本の歯にダメージがある中で志願の先発出場を果たしたが、六回までの3打席でいずれも凡退した。
先発・玉村は序盤からキレのある直球を軸に投球を組み立て、三回までヤクルト打線を無失点に封じた。四回は先頭・長岡、続くサンタナの連打でピンチを招くと、オスナ、茂木の連続適時打で2点を先制された。打順が巡った六回に代打を送られて降板。5回5安打2失点で今季初勝利はならなかった。
六回からは鈴木が移籍後初登板。味方の好守もあって1イニング目を三者凡退で片付けたが、七回は赤羽に適時打を浴びて追加点を献上。その後のピンチを防ぎ、2回2安打1失点でマウンドを降りた。





