ナイツ塙 M-1最終決戦3組を総括→「エバースの2本目。町田の腹話術に嫌な予感がした」→過去最高のレベル、19年ミルクボーイ優勝時のように盛り上がった
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の審査員を務めたナイツ塙宣之が自身のYouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」で総括した。
塙は「つい先ほどまでテレビ朝日にいました。今年は面白かった。2019年にミルクボーイが優勝したときのように会場には最後まで熱があった。めちゃくちゃ面白かった」と振り返った。
最終決戦の3組について塙は「ドンデコルテの2本目はすごかった。どっかんどっかんウケた。残り二組がこけてたら優勝していた。すごい、いいネタだった」と称賛した。
続けて「今日の一番のポイント。エバースの2本目」と顔をしかめ、「町田が腹話術をやるってときに嫌な予感がしたんだよね。それやるとあんまり絵が見えない。町田くんの良さが少し半減する」と評した。しかし、「これは難しい。劇場でやっているとああいうネタがウケるだろうから」とも。「2本目もおもしろかったけど1本目に比べて、途中の腹話術があまりはまらなかった」と述べた。
優勝したたくろうについて塙は「これは逆だよね。2本目、始めからどんどんウケてるからね。日本語なんだけど英語の感じにしたっていうのが大成功だよね。作戦として。2本目は点数つけられない。ほんとにウケてた」とたたえた。また、「たくろうが圧勝だったけど過去最高のレベルだった。会場の盛り上がり、終わった後の余韻がすごかった。スタッフも異常にテンションが高かった。現場にいれたことが幸せだった」と振り返った。
