広島 開幕投手候補3人が今年初シート打撃登板 森下は最速150キロ「良い感覚で投げられた」

 シート打撃で力投する大瀬良(撮影・市尻達拡)
 シート打撃で力投する森下(撮影・市尻達拡)
 シート打撃で力投する床田(撮影・市尻達拡)
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 「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)

 広島の開幕投手候補の3人が今年初の実戦形式となるシート打撃に登板した。

 先陣を切った大瀬良は打者5人と対戦して20球を投じて1安打。最速は149キロを計測した。秋山、菊池などを封じ、「出力を感じたいなと思って投げました。変化球に関してはもう少しかなというところはありますけど、真っすぐはある程度コースに投げられましたし、出力も出せたので良かったなと思います」と振り返った。

 自身初の開幕投手を目指す昨季11勝の床田は打者7人と対戦し、28球で1安打。最速は142キロで「球が高かったですね。全体的に力が入ってブルペンの時ほどタイミングも合わなかった感じだったので、またしっかり修正して次に投げられるようにできればいいかなと思います」と語った。

 森下は2イニングを想定して、計36球を投じ、打者10人と対戦して4安打。最速は150キロに乗せ、「良い感覚で投げられた。真っすぐが力感なく、しっかりした回転で投げることができているのかなという感じがします」とうなずいた。

 3人は今年の開幕投手の有力候補。大瀬良は2年ぶり6度目、床田と森下は自身初の大役を目指している。

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