広島・常広は「面白い存在」「自信を持って投げているよう」 分析の安仁屋氏「今後は、球数を投げて」

 シート打撃で好投する常広(撮影・市尻達拡)
 シート打撃に登板した常広は、末包を見逃し三振に斬る(撮影・畠山賢大)
 シート打撃に登板し自己最速タイの153キロを計測した滝田(撮影・畠山賢大)
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 「広島春季キャンプ」(5日、日南)

 広島・常広羽也斗投手(23)が今キャンプ初実施となったシート打撃に登板し、圧巻の投球を披露した。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「これぐらい投げられれば面白い存在になる」と分析。また、同期入団の滝田一希投手も好評価した。

  ◇  ◇

 今キャンプ初めて行われたシート打撃を見させてもらったけど、常広は直球と変化球のいずれもキレがあり、コントロールも優れていた。打者5人に無安打3奪三振。これぐらい投げられれば面白い存在になる。

 1軍で2試合に先発した昨年の経験からだろうか、マウンド上で、どっしりしてきたように見えた。腕もよく振れていたし、自信を持って投げているように感じるね。今年はやってくれるんじゃないかな。今後はブルペン投球を大事にして、球数を投げて自分のフォームで投げられる練習を積み重ねてほしい。

 常広と同期入団で2年目を迎える滝田も、打者5人を無安打に封じる好内容だった。昨年は制球面に課題があったけど、きょうはストライクゾーンへの制球に成長の跡が見られた。そして飛躍が期待される斉藤。少し球がシュート回転している時もあったけど、6人と対戦して1安打と、一つ一つの球はいい。こちらもブルペンで投げ込み、下半身強化を続ければ1軍でも通用すると思う。若い3投手それぞれが示した投球内容に、今後への楽しみが膨らんだ。

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