広島・ドラ1佐々木 開幕1軍へ静かな闘志!春季キャンプ2軍スタートも「段階を踏めれば」 左肩は順調に回復中
広島は23日、マツダスタジアムでスタッフ会議を行い、春季キャンプメンバーの1、2軍振り分けを決めた。ドラフト1位・佐々木泰内野手(22)=青学大=は2軍から開幕1軍を目指す。キャンプは2軍からのスタート。新人合同自主トレが休日だったこの日、大野寮で取材に応じ「開幕1軍を目標にやっている。いい(形で)段階を踏めればと思います」と静かに闘志を燃やした。
昨年11月の明治神宮大会で左肩を脱臼。以降は慎重に調整を続け、現在はフルメニューを消化できている。新井監督は「順調に回復している。トレーナーから『経過は良好です』という報告はあるけど、焦らせたくない」と親心をのぞかせた。続けて「回復状況を見ながら、良きタイミングで1軍に呼ぼうと思っている」と、状態が万全になった時点での1軍合流を明言した。
そうなれば、日南キャンプ中の実戦に出場する可能性もある。「レベルの高いピッチャーと対戦できるのはプロの魅力だと思う。振る力という部分をアピールできたら」と自慢の打力でインパクトを与えることに腕をぶした佐々木。春先の大目標に向かって、一段ずつ階段を駆け上がっていく。





