広島 代打・松山が値千金の勝ち越し3ラン、2年ぶり一発に「最高に気持ち良かった」

 お立ち台で満面の笑みを浮かべる松山と森下(撮影・市尻達拡)
 7回、森下は右越え3ランを放った松山のヘルメットを何度もたたき、喜びを表現する(撮影・市尻達拡)
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 「広島4-1DeNA」(4日、マツダスタジアム)

 広島が連敗を2で止め、借金完済へ再び王手をかけた。先発・森下暢仁投手が7回2安打1失点(自責0)で無傷の開幕から3連勝。代打・松山竜平外野手に勝ち越し3ランが飛び出した。

 松山は昨季0本塁打で2022年9月23日・阪神戦以来589日ぶりの一発。打った瞬間にガッツポーズし、ゴールデンウイーク中の本拠地を大興奮に包んだ。代打の切り札は「打った瞬間、行ったと思いました。最高に気持ち良かったです」と満足げに振り返った。

 前日の一戦では八回1死二、三塁の好機に代打で登場したが、初球を打ち上げて一飛に倒れていた。「信頼してああいう場面で送ってもらって、裏切ってばかりだったので。きょうは何とか1本出そうと思って、いいところで出たから良かったです」。

 ベテランの価値ある一打に新井監督も「彼もきのう悔しかったと思う。またチャンスの場面で回ってきて、すぐ結果を出すというところはさすがだなと。ナイスホームランでした」と賛辞を惜しまなかった。

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