広島 育成・岡田が4年ぶり1軍登板で1回1失点
「オープン戦、西武6-5広島」(20日、ベルーナドーム)
広島の育成・岡田明丈投手(30)が4年ぶりに1軍で登板した。
2番手で同点の五回にマウンドへ。先頭・外崎に中前打、捕手・坂倉の捕逸で得点圏に走者を背負って、アギラーに勝ち越しの中前適時打。その後のピンチを防ぎ、1回3安打1失点で最速は151キロを計測した。
20年3月13日・ソフトバンク戦以来の1軍マウンドに「アドレナリンみたいなものは出ましたが、地に足が付かないといったようなことはなかった。先頭打者を出してしまったけど、最少失点で抑えることができた。そこが、昨年との違い。こうした投球を続けていきたい」と振り返った。
19日に今季初めて1軍合流。17年に12勝を挙げるなどして優勝に貢献したが、20年から1軍登板はなし。21年には右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、昨季終了後に球団から自由契約を言い渡され、育成選手として再契約していた。久々に立った1軍マウンドでの結果と内容を糧に、復活への歩みを進める。