広島・坂倉 8年目の決意!打撃タイトル&ベストナイン獲る! 2021年2厘差で首位打者ならず「経験生かし覚悟持って」

 広島・坂倉将吾捕手(25)は17日、来季の目標に打撃タイトルの獲得とベストナインを掲げた。21年には打率2位で惜しくも首位打者を逃したが、来季こそ初の栄冠を目指す。この日は遠藤淳志投手(24)と、広島市内で広島FMの『剛力彩芽×坂倉将吾×遠藤淳志スペシャルトークショー』の公開収録を行った。

 8年目を迎える来季に向けて、坂倉は決意を表明した。

 「打撃タイトルとベストナインを獲りたい。そういう風に課していかないと上がっていかないので、目標を持って。そういう成績が残ればチームのためにもなる。まずはそこを目指して頑張りたい」

 2021年には打率・315で、首位打者の鈴木誠也(現カブス)と2厘差で惜しくも2位に終わっていた。今季は捕手に専念した中、守備の負担増もあり打率・266、12本塁打、44打点。成績的には満足のいくものではなかった。だからこそ、タイトルという高い目標を掲げて、自らを追い込むつもりだ。

 「簡単じゃない。(タイトルを)争った経験を生かしながら覚悟を持って、しっかりやっていきたい。まずはチームのレギュラーにならないといけない」

 チームは5年ぶりのAクラスとなる2位に浮上。アジアプロ野球チャンピオンシップでは、初の侍ジャパンにも選出された。刺激の多い1年だったが、優勝した阪神、世界のトップとの差も実感した。だからこそ高い目標を掲げ、さらなるレベルアップを目指す。

 「まずは1月、2月が大事になると思うのでやれる練習を自分でしっかりして、体のケアもしっかりしたい」

 2024年こそ“打てる捕手”の本領発揮の年にする。

 ◆坂倉の打撃タイトルとの距離 2021年の打率.315は広島・鈴木誠也の.317に次いでリーグ2位。22年は打率.288の9位だったが、安打数155は3冠王を獲得したヤクルト・村上宗隆と並んで4位。トップはDeNA・佐野恵太、中日・岡林勇希の161本だった。

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