カープ益田に指令!斎藤雅樹になれ 秋季Cで新井監督&黒田氏から助言 新フォームで来季ローテ入りへ

 開幕ローテ入りの期待がかかる益田
 力投する巨人・斎藤雅樹=東京ドーム(阪神)2000年8月31日
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 広島・益田武尚投手(25)は16日、腕を下げた新フォームで来季の先発ローテ入りを目指すことを明かした。

 「変えるならとことんやって、とことん結果を残してやろうという気持ちです。1年目は結果を残せなかった。来年は勝負の年。森さんもそんな感じだった。森さんより結果を残せるように頑張りたい」

 ドラフト3位で入団し、即戦力と期待されたが今季は中継ぎとして8試合で1勝0敗、防御率1・64。出番は主にビハインドの展開で、首脳陣の信頼を得るまでには至らなかった。秋季キャンプでは新井監督、黒田球団アドバイザーから腕を下げてみないかと助言をもらい、動画を見せられた。そこには巨人のエースだったサイドスローの斎藤雅樹が映っていた。

 「最終的にはこういうイメージでと言われました。斎藤さんは下げてから先発で20勝した。“それぐらいのボールはあると思うから”と言ってもらった」

 MAX154キロの速球はあるものの空振りが取れなかった。腕を下げることで、角度が変わり、真っすぐは浮き上がるようになる。ツーシーム、スライダーの横の変化もより有効になると見込む。

 「遠投とかキャッチボールとかネットスローで、できるだけ数は投げて感覚をすり込ませないといけない」

 1月は故郷の福岡で自主トレを行う。独りで考えながら新フォームを完成させる。

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