広島・堂林 来季へ「現状維持はダメ」 見つける“NEW堂林”「打撃でまた新しいものを見つけていたきたい」

 広島・堂林翔太内野手(31)が29日、マツダスタジアムで自主トレを行い、来季へ向けて「現状維持はダメ。打撃でまた新しいものを見つけていたきたい」と貪欲な姿勢を見せた。

 今季は100試合に出場し、打率・273、12本塁打、35打点。3年ぶりの2桁本塁打に加えて終盤は4番を務めた。来季はさらに上を目指す。

 ヒントもあった。今季から導入された映像分析システム『ホークアイ』のデータから「僕は打球が上がるとスタンドまで入らない。本塁打になってるのは低い弾道らしいので」。飛ばそうと高い弾道を求めてきたが、実際には逆だったという。

 「ロングティーでも低い打球を打つ意識にしてから試合でも良くなった」

 秋季キャンプは初の免除。独りで打撃を見つめ直し、さらなる飛躍へとつなげる。

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