広島が破竹の9連勝!首位・阪神をぴったり追走 末包4打点の大暴れ 栗林が危険球退場も救援陣盤石

 5回、坂倉がソロを放つとベンチでガッツポーズを決める新井監督(撮影・田中太一)
 4回、逆転3ランを放った末包はナインに迎えられ大喜び(撮影・田中太一)
 4回、逆転3ランを放つ末包(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ5-3東京ヤクルトスワローズ」(26日、マツダスタジアム)

 広島が19度目の逆転勝利で破竹の9連勝をマーク。首位・阪神をゲーム差なしでぴったりと追走している。

 広島は2点を追う四回、第1打席で適時打を放っていた末包が「狙っていた。しっかり振り切れた」と右中間へ逆転の2号3ランを放った。スタンドの椅子に当たってグラウンドへ跳ね返ってきたため、「誰もホームランと言ってくれなかったので」と末包は全力疾走。ホームランと判定されてスピードを緩めると、審判団の協議の末、正式にアーチと認められた。「最高です」と4打点の大暴れだ。さらに五回は坂倉の9号ソロで貴重な追加点を奪った。

 七回に栗林がヤクルト・青木に頭部死球を与えて危険球退場。青木は打席付近で倒れ込み、担架で緊急搬送された。スタンドは一時騒然となったが、後を受けた中崎がしっかりと後続を打ち取り、八回は島内、九回は矢崎とつないで2点リードを守り切った。

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