広島・新井監督 久々のソフトバンク戦勝利に「え?2019年以来?何連敗していたの?」

 6回、森下のスクイズで三走・田中(手前)が生還。ベンチから手をたたいて喜ぶ新井監督(左から2人目)ら首脳陣(撮影・田中太一)
 交流戦で勝利を飾り、スタンドの声援に応える森下(撮影・田中太一)
 9回、無死満塁とし、降板する矢崎
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 「広島4-2ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)

 広島が逃げ切り、対ソフトバンク戦の連敗を5で止めた。

 初回1死満塁から西川の一塁強襲安打で先制。六回には1死満塁から森下のセーフティースクイズで追加点を挙げた。

 七回には西川の適時打のあと、田中がスクイズを決めて2点を追加。

 九回に矢崎が打ち込まれて2点を失うが、代わった島内が締めた。

 新井貴浩監督は「まずは森下がきょうも素晴らしいピッチングだったと思います。それをリードした会沢もね、ホークスの強力打線に的を絞らせない、いいリードだったと思います」とバッテリーを褒めた。

 九回無死満塁から登板した島内についても「あそこは本当に難しい場面だと思うんですよね。向こうに勢いが完全にいっている中で。ですけどよく、(あの)打順、展開で抑えてくれたなと思います」と評価した。

 森下は三回までに3四死球と制球に苦しむ場面も見られた。

 「相手は強力なホークス打線なので慎重にいってたんでしょうね。そういう中でアツ(会沢)のリードね、さすがだなと思いました。うまく利用して四隅にいろんな球種を。的を絞らせなかったアツのリードも素晴らしかったと思いますよ」

 森下は打っても2安打1打点。

 「投げて良し、打って良し、大活躍ですね。ずっといいピッチングをしていて。素晴らしいピッチングだったと思いますよ。大車輪の一日でしたね」

 林は六回の守備で悪送球したが、直後の打撃で二塁打を放って取り返した。

 「いつも言っているように、ミスした次が大切。それを取り返す気持ちを見せてくれたら。ミスをしてもいいというわけじゃないけど、ミスから学ぶこともあるし、特に若い選手はミスをできると言ったらおかしいけど、特権だと思う。そこをとやかく言うつもりはないし、そこをね、何とかという気持ちも出ていたし」

 交流戦に入って西川の打撃好調ぶりが目立つ。

 「彼は臨機応変にいろんなことに対応できますよね。もちろんバットコントロールというのは天才的なものがありますし、また状況によって自分がどういうバッティングをすればいいか、どうやって入っていったらいいかとか、そういう周りも見えていますし、どんどんガンガン振っていくところと、しっかり絞り球も球種なのか、コースなのか。だから、いろんなバリエーションがある。もともと天才的なバットコントロールはあるけど、状況判断できるし、状況によっていろいろできる。だから、いろんな打順でも対応できるだろうし」

 ソフトバンク戦の勝利は2019年以来4年ぶりとなった。

 「え?2019年以来?何連敗していたの?(2分け挟んで5連敗)。そんなの関係ないから。私、知らないですから。以上」

 4日はカード勝ち越しを目指し、アンダーソンが先発する。

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