広島、全員左打線で阪神・青柳攻略 12安打10点で連敗2で止める

9回、ソロを放ち、ナインとタッチを交わす堂林(撮影・高部洋祐)
8回、林の遊ゴロで本塁へ生還する三走・羽月(撮影・立川洋一郎)
9回、堂林がソロを放ちベンチの新井監督(右)は手をたたいて喜ぶ(撮影・山口登)
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 「阪神7-10広島」(19日、甲子園球場)

 青柳対策で、菊池、マクブルームをスタメンから外し、全員左打者を並べた広島打線が青柳を攻略し、連敗を2で止めた。

 初回、1死から西川が左翼線二塁打で出塁すると、秋山が四球で一、二塁から4番・松山の中前適時打で先制。坂倉も右前適時打で続き、この日、昇格したばかりの6番・林も一、二塁間を破る適時打で続き3点目。さらに田中の四球で満塁とすると、韮沢も左前2点適時打で続き、この回5安打で5点を奪った。

 3点差となった五回には、先発の玉村が自ら2点適時打を放ち、青柳をKOした。

 しかし、その裏、玉村が無死から4連打を許して2点を失い、降板。代わったケムナが大山に3ランを浴びて5点差を一気に追いつかれてしまった。

 それでも六回、西川、秋山の連打で無死一、二塁とすると、松山が左前へ適時打を放ち、勝ち越し。八回にも先頭・松山が四球で歩くと、代走の羽月が二盗と悪送球で三進。1死後、林の遊ゴロが野選を誘い加点。九回には、途中出場の堂林がセンターバックスクリーンへの2号を放ち、突き放した。

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