広島・遠藤、テーマは反骨心 2桁星で周囲の雑音黙らせる フル活躍へ「誰にも負けない」

 広島・遠藤淳志投手(23)が30日、『反骨心』をテーマに掲げて来季に臨む考えを明かした。今季は主に先発として20試合で4勝7敗、防御率3・59。負け越してはいるが、クオリティースタート(6回自責点3以下)は52・9%と安定感のあるところを見せた。ところが、周囲の評価は高くないと感じた。

 「数字は残せていないので“まだまだだろう”っていう人もいる。そういう人を結果で黙らせてやろうと。反骨心を持って挑みたいと思っています」

 プロ5年目は自信をつかんだ1年でもあった。DeNAや巨人といった強力打線が相手でも自分のボールを投げきれば抑えられるという手応えもつかんだ。課題は1年間を通して投げ抜く体力。そのため、オフも体作りに集中する。

 「体重を上げてその中で瞬発系、ウエートだったりを主にテーマに取り組む。1年間通していい状態で投げていきたい」

 当然、掲げる目標も高くなる。

 「1年間フルに活躍して、納得できるシーズンになれば2桁勝利できると思う。投げる試合は全部勝つつもりで。誰にも負けない。プロとしてアスリートとして恥じない結果、自信のある数字を残したい」

 反骨心を胸に周囲の低評価を覆す活躍をしてみせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス