広島・藤井新ヘッド「こういう一面あるんや」 野間、堂林らの姿に驚き キャンプ初日に手応え

 坂倉(左)にアドバイスする藤井ヘッドコーチ(撮影・立川洋一郎)
 坂倉(右)にアドバイスする藤井ヘッドコーチ(撮影・立川洋一郎)
 藤井ヘッドコーチ(右)の指導を受けて練習に取り組む坂倉(撮影・立川洋一郎)
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 「広島秋季キャンプ」(8日、日南)

 広島の秋季キャンプが3年ぶりにスタートした。新井新監督が合流するまでチームを統括する、新任の藤井彰人ヘッドコーチ(46)は初日を終え「新鮮な気持ちと言うか、ワクワクして(球場に)来た。元気を出して頑張ってくれている姿を見て、うれしかった」と笑顔で振り返った。

 グランドに視線を送り、全体練習後の重点練習では坂倉、持丸に対して身ぶりを交えて約1時間、助言を送る場面もあった。

 印象的だったのはチームのムード。「野間君が、すごく引っ張ってくれたんじゃないかな。堂林君も皆、そうなんですけど“こういう一面、あるんや”と、すごく思いました。選手同士で声を掛け合って投内連係やシートノックを行って。それが普通にできるチームなんだな、というのが印象に残っています」とナインたちがつくるチームの雰囲気を、頼もしく感じ取った。

 若手の底上げがテーマの今キャンプ。藤井ヘッドは「若い選手が多いし、来年マツダでプレーして活躍できるように。何か一つでも二つでも、来年に向けてレベルアップできる要素を持って帰ってほしい」と実りの秋になることを望んだ。

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