5割復帰&2位浮上の広島・佐々岡監督、秋山効果を実感「秋山の一発でベンチのムードが上がった」

 投手交代を告げる佐々岡監督(撮影・棚橋慶太)
 8回、2ランを放ちナインとタッチを交わす秋山(撮影・棚橋慶太)
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 「ヤクルト2-5広島」(22日、神宮球場)

 広島は2点を先取されたが、八回に秋山の同点2ラン、九回には相手抑えのマクガフから小園5号で勝ち越し、松山の1号2ランで突き放した。

 連勝で5割復帰。17日以来の2位に返り咲いた。

 広島・佐々岡真司監督は秋山の同点弾について「相手のエラーからのところをしっかり秋山の一発で。大きかったですね。一昨日もゲッツーを2つ打ちましたけど、内容は悪くなかった。徐々に状態は良くなっているという感じはしていた。本当に練習をするし、いろいろ考えながら取り組んでいる姿勢は本当に若手の見本となる。今日結果となって、さすがだなと。あの一発で同点ということで、ベンチのムードが上がった。アキ(秋山)は今日最初の内野安打から3本?アキが打つとチームも盛り上がるし、その中でアキもベンチの中で声を出して一丸というのが見える。当の本人も打つからより盛り上がって、小園、マツ(松山)も打ったと思う」と秋山効果を実感していた。

 試合を決めた九回の2本塁打については「相手もマクガフでしたらからね。なかなか連打が難しい相手から小園の一発は大きいし、マツの2ランも当然大きい」とこちらも絶賛。

 3点リードの九回は栗林が締め、2年連続20セーブを記録した。「こちらとしては助かる存在。調子も上がっているので、安心して送り出しています」と、語った。

 今季、ヤクルトには9連敗中、ようやく2勝目となった。「1勝しかしてないし、前回ここで3連敗しているし。東京でなかなか勝てていなかった中で東京ドームで3つ勝って、今日は神宮で1つ勝てたので、また2つ。前半の締めくくりを良い形で終わりたい」。

 球宴まで残り2試合。貯金ターンに向けて23日は森下が先発する。

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