「中日０－７広島」（９日、バンテリンドーム）

　広島は投打の歯車がかみ合い勝利した。

　先発した森下は７回６安打無失点で６勝目を手にした。二、三、四回といずれも得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球で得点を許さなかった。

　攻撃陣は二回、小園の適時三塁打で先制点を奪取。六回には菊池涼の三塁打をきっかけに走者をため、マクブルームが１１号３ラン。さらに小園も右越え２ランを放ち、この回一挙５得点で大野雄攻略に成功した。

　試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

　－森下は粘った。

　「ゲッツーを取ったり、粘り強く投げてくれたと思います」

　－尻上がりに上げていった感じか。

　「悪くなかったとは思います。しっかりと辛抱しながら低め、低めに丁寧にと粘れたと思います」

　－（ピンチの場面で）３アウト目を三振で取ったことが大きかった。

　「３アウト目がそういう形になれば打撃陣もリズム良く乗って行けるところもあったと思う。打たれながら粘り強く投げられた」

　－秋山移籍後初勝利となった。

　「チームが勝つことが一番うれしいと思います。よく声も出ていますし、しっかり体を動かしながら若手の手本となるような、本当に素晴らしい選手だなと思います」