広島・小園が15打席ぶり安打 不振脱出へ食らいつく

 7回、小園は右中間に二塁打を放つ(撮影・坂部計介)
 7回、小園は右中間に二塁打を放つ(撮影・坂部計介)
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 「ヤクルト-広島」(13日、坊っちゃんスタジアム)

 広島の小園海斗内野手が4試合、15打席ぶりの安打を記録した。

 3点を奪って迎えた二回2死一塁。1ボール2ストライクから外角のフォークを拾い、遊撃手の頭上を越える左前打を放った。

 前日12日は好機で凡退するなど4打数無安打に終わった。試合後、佐々岡監督は状態が上がらない若鯉について「小園は今こういう調子の中でも、ここを乗り越えないと真のレギュラー(になれない)というか、乗り越えないといけない選手。この壁をどう乗り越えるか、次にどう生かせるか。こういう失敗を次に生かせるかという試練だと思う」と話し、背中を押していた。

 食らいついて放った1本を、復調のきっかけとしたい。

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