頭部死球からの復帰の広島・マクブルームが2安打1打点「生きている心地がするよ」

 6回、マクブルームは左翼線に適時二塁打を放つ(撮影・山口登)
 3回、マクブルームは二塁内野安打を放つ(撮影・山口登)
 森下と抱擁し勝利を喜ぶマクブルーム(撮影・飯室逸平)
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 「阪神1-9広島」(9日、甲子園球場)

 広島のライアン・マクブルーム内野手が、頭部死球からの復帰戦で2安打1打点と活躍し勝利に貢献した。

 三回は先頭で打席に立ち、二塁への内野安打でこの回3得点を演出。六回1死一、二塁では左翼線を破る適時二塁打を放った。

 来日1号を記録した7日の巨人戦は、頭部死球により負傷交代。直後に広島市内の病院で検査を受け「頭部打撲」と診断された。

 大事をとって前日8日の試合は欠場。コンディションを整え、この日はいつもの「4番・一塁」でスタメン出場した。試合後は「動いてる感じも問題ないし、生きている心地がするよ(笑)」。ジョークを交えながら目尻を下げた。

 この日は30歳の誕生日でもあった。記念日にバットで示した存在感。「ここ(日本)で大好きな野球をプレーできていることに喜びを感じている。1日1日、1試合1試合を勝ちに貢献できるようにやっていくだけ」。助っ人は力強く言葉を紡いだ。

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