石原氏が断言 今の好循環なら「カープは崩れない」 バッテリーの充実を感じる好ゲーム

 「広島1-2巨人」(6日、マツダスタジアム)

 広島が逆転負けでマツダスタジアムで今季初黒星を喫した。先発の床田寛樹投手(27)が7回無失点の快投も1点リードの八回に2番手・中崎翔太投手(29)が吉川に逆転2ランを被弾した。悔しい敗戦となったが、デイリースポーツ評論家・石原慶幸氏(42)は今季のバッテリー陣の充実を高評価し、この状況が続けばチームは「崩れない」と断言した。

  ◇  ◇

 カープは負けはしたが、まず先発の床田はキャンプからの好調をずっと維持しており、この日も素晴らしいピッチングだった。

 得意とするパームも要所で決まっていたが、何より直球がいい。よく走る直球があってこそ、変化球の効力が倍増するということを再認識できるような投球で、これを続けていけば勝ち星はどんどん増えていくだろう。

 逆転本塁打された中崎は、本人が一番悔しいだろうが、今季はずっといい球を投げられている。この日もそうだった。終盤のプレッシャーのかかるところに中崎がいる、ということだけで、チームは勇気づけられる。中崎も、このままの投球を継続すればいいと思う。

 ここまで先発はもちろん他の投手も、もっと言えば会沢、坂倉、磯村とバッテリーが共同作業で試合を作ってきている。四球も少なく、打者との対戦ができており、その分、先発が長く投げられている。この好循環を途切れさせることなく戦っていけばカープは崩れない。

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