“広島・夢のレジェンド対決” 黒田博樹氏に軍配 新井貴浩さん“ボケ”た 鯉党大歓声

 レジェンド対決を終えて笑顔を見せる新井貴浩氏(左)と黒田博樹氏(撮影・立川洋一郎)
 北別府学氏のユニホームを着て投球する大野豊氏
 選手にノックをする山本浩二氏
3枚

 「カープレジェンドゲーム、チームCarp3-2チームHiroshima 」(21日、マツダスタジアム)

 オールドファンから若いファンまで、世代を問わず鯉党を大いに盛り上げたのが黒田博樹(47)と、新井貴浩(45)両氏だ。

 レジェンドゲーム(紅白戦)では同じチームで戦ったが、「夢のレジェンド対決」という企画で、真剣勝負を繰り広げた。

 黒田氏は対戦前から、厳しいところを突く「かも」と予告。一方の新井氏は「誠也の穴を埋める。開幕に照準を合わせてます」と“ボケ”をかましつつも、仕上がりの良さをアピールだ。

 いずれも、カープの優勝をけん引した2人だけに、両者が相まみえると、球場のボルテージは急上昇。黒田氏はツーシーム、フォークも交えて球を散らしたが、新井氏も“予告死球”に臆することなく向かっていってボールを捉えた。

 結果はセンターへの大飛球で黒田氏に軍配。新井氏は、凡退にも「楽しかった。半分OB、半分はファンとして。小さい頃から見ていたユニホームの方々とお会いできてうれしかった」と満足げに振り返った。

 黒田氏は「現役時代でも新井があんなに踏み込むことはなかった。いい当たりをされて…」と本気で悔しがりつつも、「(現役時代と)同じ景色を見せてもらえて楽しかったです」と一大イベントを堪能した。

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