広島・床田 練習法変える! 調子悪くても投げ込み続行 先発左腕の柱へ

 広島の床田寛樹投手(26)が14日、春季キャンプでの練習方法を変更し、どんな状態でも投げ込む方針を明かした。これまではブルペンで調子が悪い場合は投球練習を終了していたが、今春からは継続する方針。昨季は後半戦で4勝を挙げて、飛躍が期待される。フォーム固めや修正力を磨き、先発左腕の柱を目指す。

 自らの殻を破るために変化を恐れない。床田は春季キャンプで練習に変化を加える。「調子が悪いときにしっかり投げ込みたい」。ブルペンでその日の調子に左右されず腕を振り、フォームなどを固めて安定した投球を目指す。

 これまでは状態が悪いと感じると、予定の投球数を前に投球練習をやめていた。だが、昨年のキャンプで調子が悪いまま投げ込んだ日があり、「やめずに投げ続けていると、その後の球が良くなった」と効果を実感。1つの成功体験が今春の方針転換につながった。

 「勝手に(球数は)増えるんじゃないかなと思っています」。昨年まで100球を超えたことはなかったが、自然と増えそうだ。

 昨季は16試合で5勝4敗ながら、9月には自身初の月間MVPを受賞するなど後半戦だけで4勝した。今季は自身初の2桁10勝と規定投球回到達を目指す。目標を成し遂げるためには、まずは開幕ローテを勝ち取らなければいけない。

 この日はマツダスタジアムで自主トレし、ダッシュなどで汗を流した。調整は順調でブルペン入りへの不安はない。「キャンプの初日からバンバン投げられるようにしたい」。ローテは大瀬良、九里、森下が当確。残りの3枠に入り、先発左腕の柱となる。

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