広島ドラ1黒原 目標は大野豊氏「いずれは肩を並べられるように」指名あいさつ
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広島からドラフト1位指名された黒原拓未投手(21)=関学大=が19日、兵庫県西宮市の同校で佐々岡監督、白武スカウト部長、担当の鞘師スカウトから指名あいさつを受けた。
最速151キロ左腕は通算148勝を挙げ、最優秀防御率や沢村賞などのタイトルを獲得した球団OBの大野豊氏を目標に掲げた。「素晴らしい投手。少しでも近づけられるように。いずれは肩を並べられるようにしたい」と意気込んだ。
佐々岡監督は「投げっぷりの良さ、フォームのバランスの良さがある。即戦力として期待している。真っすぐもそうだが、カットボールがいい。体を強くして、左のエースを目指してほしい」と大きな期待を寄せた。
指揮官とがっちり握手を交わし、広島の帽子をかぶって笑顔を見せた黒原は「目標は高くしたい。新人王に向かって貪欲にやっていけたらいい」と語った。