広島・佐々岡監督 好投の高橋昂を評価「前で離す、低めに投げると意識している」
「ヤクルト2-4広島」(4日、東京ドーム)
広島は投打がかみ合った。攻撃陣は一発攻勢。0-0の二回、鈴木誠の2試合連続本塁打となる21号ソロで先制。五回には菊池涼の一発で加点すると、続く六回にも坂倉が9号2ランを放った。
高橋昂は6回5安打無失点で、5月14日・DeNA戦以来の白星となる3勝目を手にした。
佐々岡監督の一問一答は以下の通り。
-高橋昂は6回無失点と粘った。
「立ち上がり、ピンチを招きながら村上の、あそこ(初回1死一、三塁)を切り抜けたのが大きかった。粘り強く投げた結果」
-以前と比べて成長点は。
「球が速くなったとかそういうのは別にない中でも、意識はしてる。下を使いながら前で離す、低めに投げると意識をしている分、曲がり系のボールで詰まらせたりもしていた」
-先発の6番手が課題。結果を出した。
「次も継続して、しっかりとした、きょうみたいな粘り強さを出してほしい」
-七回2死満塁でバードを起用。村上を打ち取った。
「小刻みなリレーになって、ここぞという時の左のバードは貴重なところ。しっかり村上を抑えたのも大きかったし、9回栗林に行くまでの2イニングが長く感じたね」
-九回は栗林がピンチをつくったが、切り抜けた。
「あそこ(無死一、二塁)でしっかりとゲッツーが取れるのは大きい。さすがのピッチングです」