カープ坂倉 チーム打撃磨いて5番死守へ 主軸として「とにかく勝てるように」

 広島の坂倉将吾捕手(23)が16日、5番死守に向けてチームバッティングを磨くことを誓った。「とにかく勝てるようにやっていきたい。自分のことよりも、チームのためになるような打撃をしたい」と意欲を示した。

 プロ5年目の若き司令塔は日に日に存在感を増している。確固たる打力を示し、前半戦終盤に5番に定着すると、ここまで打率・305、5本塁打、29打点。本塁打、打点は既にキャリアハイをマークしている。

 得点力アップには、主砲・鈴木誠の後ろを打つ打者が重要な意味を持つ。だからこそ、今は主軸としてチームの勝利に直結するような打撃を心掛けている。

 現時点で規定打席に16打席足りていないが、このままレギュラーとして出場し続ければ、初の規定打席到達が見えてくる。「あんまり意識せずに、一打席席一打席やっていきたい」。順調にいけば9月序盤にも規定打席に到達する見込みで、いきなり打率トップ10入りも十分狙える状況だ。

 「出たところでやるだけ。(捕手で出たい)気持ちはあるが、任されたところでしっかりやれるようにやっていきたい」。一塁との二足のわらじを履いて活躍を見せる背番号31が、巻き返しのキーマンとなる。

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