侍ジャパン 決勝先発の森下「腹くくってやりたい」

米国との決勝に向け、笑顔で調整する森下
決勝に向けた練習中、稲葉監督(右)に声を掛けられた森下
練習中に笑顔を見せる森下(左)と山本
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 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」が6日、都内グラウンドで全体練習を行った。7日の決勝・アメリカ戦(横浜)を翌日に控え、大一番の先発を託された森下暢仁投手(23)は「やるしかないと思う。マウンドに上がる以上は腹くくってやりたい」と意気込んだ。

 緊張感の高まる中、この日はキャッチボールなどで汗を流した。「絶対に勝たなければいけないってところでのマウンドなので、やっぱりプレッシャーもあります」と心境を明かした。

 自身は7月31日の予選ラウンド2戦目のメキシコ戦(横浜)に先発し、5回5安打2失点。この一戦以外はベンチから戦況を見つけてきた。その中で「守ってくれている人が点を取ってくれますし、すごく良いチームでやれているなと思う」と右腕。「何かあれば周りを見れば助けてくれると思うので、周りを見て冷静にやっていきたい」と自身に言い聞かせた。

 稲葉監督も「長いイニングというよりは1人1人をしっかりと抑えていってほしい」と期待を寄せる。初回からの全力投球で、日本を金メダルへ導く。

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