広島・野間、小技に磨きかける 盗塁にバントに、持ち味生かしてスタメン死守じゃ

 広島の野間峻祥外野手(28)が22日、マツダスタジアムでの全体練習に参加し、小技を絡めてスタメンを死守する事を誓った。打撃練習などで調整し、後半戦に向け「隙があれば積極的に盗塁をしたいですし、バントもしっかりと決めていきたい。事を起こすというのを意識している。何とか食らいついていきたい」と意気込んだ。

 開幕は2軍スタートも、5月中旬にコロナ禍もあった中でチャンスが巡ってきた。5月19日の巨人戦で今季初のスタメン出場を果たし、6月30日の同戦では自身2年ぶりとなる1号ソロを放った。打率・261の成績を残し、レギュラーに定着したまま、シーズンを折り返した。

 ただ、大事な場面でバントを失敗するなど細かいミスも目立った。出場40試合中、1番での起用は6試合で2番は10試合。上位打線を任されているだけに、バントや持ち味の俊足を生かした積極的な走塁で相手をかき乱す役割も求められる。

 「セーフティーバントなどで相手を揺さぶれたらという反省もあった。投手に気持ちよくスイスイといかれないように、いやらしいことができれば」と“クセ者”になることを掲げる。限られた時間を活用し、レベルアップに励む。

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