広島・佐々岡監督 羽月や小園ら若手のミスに「使っている以上は責任がある」

 「広島2-3西武」(14日、マツダスタジアム)

 広島が競り負け、引き分けを挟んで今季最長の8連敗となった。また、借金は佐々岡政権下ではワーストに並ぶ「13」に膨らんだ。

 攻撃は四回に林が一時勝ち越しとなる左前2点打を放って以降、沈黙。五回以降は無安打で、四球からつくった好機でもあと1本が出なかった。2安打は今季最少だ。

 今季初先発した薮田は4回2/33安打2失点で降板。守備では記録に残らないものも含めミスが出た。2-2の六回1死満塁では、代打・中村が放った中堅方向への打球を、羽月がグラブに当てながら落球(記録は中犠飛)。その間に三走が生還した。

 試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -1点差での敗戦。

 「負けた悔しさはみんなが持っていると思っている。どんな負け方でも負ければ悔しい」

 -薮田については。

 「2失点の中でね。四回、五回は四球絡み。薮田はそういうところが課題の中で、無駄な四球で、五回は特に投手に四球を与えているので代えざるを得ない」

 -次回については。

 「もう一度(2軍で)調整してもらいます」

 -羽月や小園にミスが出た。

 「使っている以上は責任がある。若い選手の中でどんどん成長していかないといけない。大事なところの失策を反省して。しっかりと気を引き締めながら、こういう状況だからこそ前を向いてあした取り返す、という気持ちでやってほしい」

 -クロンが出場選手登録を抹消された。

 「技術の問題。しっかりと技術面を磨いてくれと言いました」

 -交流戦は残り2試合になった。

 「とにかく1試合1試合みんなで頑張るだけです」

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