広島・フランスアが右膝手術 開幕1軍は絶望
広島は10日、ヘロニモ・フランスア投手(27)が9日に広島市内の病院で右膝を手術したことを発表した。術式名は「右膝内側半月板部分切除」で、一般的に練習再開まで1カ月を要するとされており、開幕1軍は絶望となった。
左腕は母国・ドミニカ共和国で現地時間1月5日にPCR検査を行い、新型コロナウイルス陽性が判明。自宅療養期間を経て1月下旬に来日し、2月11日から2軍春季キャンプに合流していた。退院時期は未定で、退院後は3軍で調整する。
佐々岡監督は10日の阪神戦の試合後、「フランスア抜きでやらないといけないという中で、このメンツでストッパーを選ぶ」と説明。1軍に帯同しているドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)、同3位・大道(八戸学院大)の2人に塹江らが守護神候補で「まだまだね。これから最後の最後まで」と残りのオープン戦で競争を継続させ、開幕直前まで見極める方針を示した。