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広島クロン来日1号!マツダ1万人超え鯉党の前で不振脱出 後押しのおかげデ~ス

 「オープン戦、広島2-0ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)

 ついにお目覚めだ!広島の新外国人、ケビン・クロン内野手(28)が、対外試合29打席目で待望の来日初本塁打を放った。前日まで対外試合は8試合に出場し、24打数2安打、打率・083と苦しんでいたが、多くの鯉党が見守る中で激弾を左中間席に突き刺した。この一発をきっかけに開幕へ向けて調子を上げていく。

 ライナー性の強烈な打球が左中間席に突き刺さった。対外試合9試合目でようやく出た待望の一発。1万3549人が見守る中、初アーチを描き、悠然とダイヤモンドを一周したクロンは笑みを浮かべながらチームメートとグータッチを交わした。「アリガトウゴザイマス」と日本語でうれしさを表現した。

 四回2死一塁。カウント1-1からドラフト1位・木沢が投じた低めの148キロ直球を振り抜いた。「しっかり芯でたたけたので、非常に満足している。春先は思うような結果が出ずに難しい部分もあったが、今回はタイミングもしっかり合った。すごくうれしい」

 佐々岡監督も「真面目に練習している中での一発。周りも安心するだろうし、本人もほっとしているだろう。これをきっかけに気持ちも楽になるんじゃないかな」と話した。

 日本野球への順応に苦しんできた。前日までの対外試合は24打数2安打で打率・083。この日の第1打席も中飛に倒れた。「正直なところ、多少焦りと緊張を感じていた」と言うが、それでも「フロントトス」と呼ばれる投手側からの球を打つトス打撃でフォームを確認したり、短いバットで芯を捉える練習を行ってから打撃練習に入るなど米国時代からの日課を辛抱強く続けてきた。

 「ルーティンを確立して、長所を前面に出す練習をしている。それがホームランにつながった」。結果が出なくても常に最善を尽くして試合に臨んできたことが、2月23日の中日戦以来、13打席ぶりの安打となる来日初アーチにつながった。

 新型コロナの入国制限を見越して1月3日に早々と来日し、キャンプ期間は主砲の鈴木誠から打撃の助言をもらうなど積極的な姿勢でチームに溶け込んできた。「ファンの人の声援、大勢の力というのは、すごく自分を後押ししてくれる。歓声を受けてエネルギーをすごくもらった。改めて野球というのはファンの人に支えられて、素晴らしいものだと痛感した」と感謝の意を表した。マイナー通算151本塁打を放った右の長距離砲が3・26開幕へ向けてエンジンを上げていく。

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