残り3枠!カープ開幕ローテ争奪戦 佐々岡監督「生き残りをかけた戦い」

 広島の佐々岡真司監督(53)が3日、開幕ローテ入りをかけたラストサバイバルのゴングを鳴らした。6枠のうち3年連続で開幕投手を務める大瀬良、九里、森下が決定。残り3枠を巡り、指揮官は「生き残りをかけた戦い」と若鯉に猛アピールを求めた。

 開幕までのオープン戦は12試合。19日からのソフトバンク3連戦は本番を想定した戦いになるため、残されたアピールチャンスは実質9試合となる。登板機会について、指揮官は「1試合は投げて2試合目があるか、ないかということ」と説明。目下の登板で内容や結果を示さなければ、道は閉ざされる。

 2月1日から始まった戦いは最終局面を迎えた。薮田は2月25日の紅白戦で初回の8失点後に投球を強制終了される大乱調。メンバー入りが絶望的になった。候補は床田、遠藤、中村祐、矢崎らに絞られてきた。

 指揮官はキャンプ初日から競争を打ち出し、刺激をし合いながらのレベルアップを求めた。開幕まで1カ月を切った。今後は“一発勝負”で力を出し切れるハートの強さも必要だ。

 1日にキャンプを打ち上げ、休日を挟んで全体練習が再開した。「元気を出して声も出ていた」とする一方で、「緊張感を持った練習だった」と振り返った。熱を帯びる最後の戦いに注目が集まる。

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