広島・ドラ6矢野 “無休”宣言 春季Cまで毎日バット振り込む!

 広島のドラフト6位・矢野雅哉内野手(22)=亜大=が9日、“無休”を宣言した。この日から新人合同自主トレがスタート。春季キャンプまでの約3週間は休日返上でバットを振り込む覚悟だ。守備と走塁が魅力の若鯉は打撃でもアピールする準備を整える。

 積み重ねた分だけ技術が向上すると信じてきた。だからこそ矢野の言葉には力が入る。「数が一緒だとスイングスピードや強さは上がらない。人の倍以上やらないと」。真っすぐ前を見つめながら言い切った。

 8日に入寮し、自主練習では午後6時半から育成1位・二俣(磐田東)と打撃マシンに向かった。「球を集めたのは8時半」。約2時間、約300球を打ち込んだ。

 亜大時代も完全休日はほとんどない。休養は午後からで午前中は少しでも体を動かした。30日まで続く合同自主トレ期間の休日は「空いている時間は、寝るか練習するかのどっちか」と宣言した。

 新人合同自主トレがスタートしたこの日も、夜間は当然のようにバットを握った。「自分を大学まで行かせてくれた親が一番、近くで応援してくれている。(広島に来る前)お前ならできると言われた。その言葉を台無しにしないようにしたいし、期待に応えたい」。野球が仕事となった今、強い責任感と自覚がにじんでいた。

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