広島・中村祐が2勝目 五回に打者11人の猛攻で6得点 47日ぶり1軍の西川が猛打賞

ヤクルトに勝利しタッチを交わす佐々岡監督=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
6回1失点の好投で2勝目を挙げた中村祐
ヤクルト打線を相手に力投する中村祐
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 「広島7-4ヤクルト」(11日、マツダスタジアム)

 広島が五回に打者11人6得点を奪う猛攻をみせて勝利。カード勝ち越しを決めた。

 四回に鈴木誠の9試合連続安打となる適時打で先制すると、五回に打線が爆発した。

 コンディション不良から47日ぶりの1軍復帰を果たした西川が中前打で出塁。会沢の四球で無死一、二塁とすると、堂林の中前適時打でこの回まず1点。続く菊池涼の右前打で満塁とすると投手の中村祐が右前適時打を放ち、2点目を奪いヤクルト先発・小川をKOした。

 2番手・久保から2死満塁とし、鈴木誠と松山が連続押し出しを選ぶと、西川が遊撃への2点適時内野安打を放った。打者一巡11人の猛攻で、この回だけで5安打を集め、一挙に6点を奪った。西川は八回にも二塁内野安打を放ち猛打賞を記録した。

 先発の中村祐は初回、2死一、二塁のピンチを青木を右飛に抑えて切り抜けた。その後はスライダーやチェンジアップなどの変化球を低めに集める丁寧な投球を披露。6回6安打、7三振を奪う力投。村上のソロによる1点に抑えて2勝目を挙げた。

 中村祐は前回登板した4日の同戦(神宮)でも5回1失点の好投。2018年5月1日の巨人戦以来となる887日ぶりの勝利を飾っていた。

 2番手ケムナ、3番手塹江と失点。3点差で迎えた最終回はフランスアが2死一、三塁のピンチを招いたが、最後は中山を右飛に打ち取った。

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