広島・堂林4打数無安打 スランプに朝山コーチ「体のねじりが多くてあおっている」

 「阪神2-2広島」(16日、京セラドーム大阪)

 広島は阪神に引き分け。投手陣が踏ん張ったものの攻撃陣が沈黙した。

 初回、阪神先発・秋山を攻めて1死満塁としたが、松山は浅い左飛で三走・西川が動けず。2死後に堂林が真ん中直球に空振り三振となり、絶好機を逸した。

 セットポジションとワインドアップを織り交ぜる秋山に微妙にタイミングをずらされた赤ヘル打線。140キロ前後の直球に差し込まれる場面も多く、朝山打撃コーチは「スピード感より速く感じる真っすぐをどうしてもファウルしてしまう」と苦虫をかみつぶした。

 秋山にはこれで3戦2敗と相性の悪さが見えている。今月末、来月の週末にも阪神戦が控えており“天敵”とならないように打ち崩す必要がある。

 気掛かりなのは堂林だ。この日も4打数無安打。六回は松山の適時打で1点を返し、追い上げムードが漂ったが、遊ゴロ併殺に終わった。ここ6試合で22打数2安打とスランプに陥っている。朝山打撃コーチは「体のねじりが多くてあおっている」と現状を分析。「広島に戻って、いい時の状態に戻したい」と同コーチは背番号7の不振脱却をサポートすることを誓った。

 チームは18日からマツダスタジアムでDeNA、巨人と6連戦。「ファンの前でいい試合ができるように」と佐々岡監督は口元を引き締めた。

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