広島 開幕4カード連続敵地で「そこが一番心配」練習量確保へプラン練る

 逆風は工夫で乗り越える。広島の朝山東洋打撃コーチ(43)が15日、開幕から4カード連続ビジターゲームとなる状況下でも練習量を確保させる方針を示した。「制限される中でも、やっていかないといけない」と与えられた環境で、選手各自のコンディション維持を図っていく。

 横浜スタジアムで19日に幕を開けるペナントレース。広島は4カード続けて敵地での戦いを強いられ、マツダスタジアムでの今季初戦は7月3日の阪神戦になる。肉体的にもタフさが求められる長期ロード。「そこが一番心配。ウチは練習から入っていく選手が多い」と同コーチは、遠征先で十分な練習を行えない点を懸念する。

 本拠地でのナイターなら午前中に室内で特打に励んだり、ウエートトレーニングなどで汗を流せる。しかし、遠征では地の利を生かせない。これまでチームは、ビジターでの試合時に宿舎の駐車場などで素振りを行うなど工夫を凝らしてきた。朝山コーチは「それはやる。素振りしかできないから」と試合前練習以外の時間を有効活用する構えだ。

 今季の試合数は120に減り、開幕直後につまずくことは致命傷になりかねない。一見、マイナスに思える環境でも工夫を凝らし“キープ・コンディション”で開幕ダッシュを決める。

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