広島・九里が“クリノマスク”で練習 低酸素効果実感「サウナの息苦しい感じ」

トレーニング用のマスクを着用して調整する広島・九里亜蓮=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 広島の九里亜蓮投手が23日、マツダスタジアムでの自主練習に参加し、購入した低酸素マスクをグラウンドで初着用した。40メートルダッシュを繰り返し、その効果を実感。「サウナに入ったときの息苦しい感じに似ている。めっちゃ、きつかった」と声を絞り出した。

 現在の1勤1休では練習量が限られる。数日前、入団2年目のオフに米国の施設で行った自主トレ風景がふと頭をよぎった。「30歳くらい」のアメフト選手が、低酸素マスクを付けて心肺機能を強化していたのだ。

 自らインターネットで購入。前日22日には、自宅でのトレーニングでも着用した。他の選手に“クリノマスク”を勧めるか?の質問には「簡単に勧められるほど、気楽にできるものではないですね」と苦笑いした。

 この日の午後に、オンラインで開かれた12球団代表者会議で、今季の開幕は無観客での方針が固まった。「テレビの前で応援してもらっている人にベストの投球を見せたい」。アイデアをこらして練習の質を高めていく構えだ。

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