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広島ピレラ団結誓う「チームは家族で兄弟」 先行き不透明な今こそ「助け合い」

 広島の新外国人ホセ・ピレラ外野手(30)が16日、マツダスタジアムで行われた時間差分離練習に参加した。山田内野守備走塁コーチの指導の下、送球練習を行うなど精力的に練習に励んだ。すっかりチームに順応した優良助っ人は、コロナ禍という重苦しい状況を打破するため、選手の一致団結を強調した。

 春の陽気の中でひときわまばゆい笑顔が輝いていた。午前9時半から始まる全体練習前、グラウンドに姿を見せたピレラは黙々と“特守”を行った。「山田コーチからスローイングを安定する要素を教えてもらっている。ディフェンスは大きな課題。いい形に仕上げたい」。山田守備走塁コーチの指導の下、近距離に設置したネットに強い球を投げる送球練習に励んだ背番号10は守備力向上へ意欲を示した。

 3月6日の西武とのオープン戦(マツダ)で死球を受け、右手首の打撲と診断。一時戦線離脱を余儀なくされたが、リハビリに励みその後は順調に回復。フリー打撃再開は、「コーチの指示を待ちながら」と未定だが、この日はロングティーを行って快音を響かせるなど状態の良さををアピールした。「すごくよかったです。体の方のコンディションは100%に近い」と充実感をにじませた。

 積極的にチームメートに話しかけるなど日本球界1年目とは思えぬなじみっぷりを発揮。この日はメヒアと談笑するなど終始リラックスした表情で練習メニューを終えた。

 真面目で素直な性格の新外国人は柔軟な姿勢でいいものは熱心に取り入れる。「チームメートの打撃練習を見ている。メヒアが絶好調の時は、(メヒアの打ち方を)取り入れたりするなど(いい方法を)探していたりする」と探究心を忘れない。また、学ぶだけではなく、「相手が苦しんでいるときは助け合いという意味でアドバイスを送る」と仲間を思いやる優しさも兼ね合わせている。

 新型コロナウイルス感染拡大により、開幕が延期に。先行きが不透明の厳しい状況下だが、新助っ人はこのような社会情勢だからこそ改めて一致団結を強調した。

 今こそ佐々岡監督がスローガンとして掲げる一体感を大切に-。「チームは家族で兄弟。助け合いながらやっていきたい」と話す鯉の優良助っ人は、来る開幕に向けて歩みを進めていく。

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