カープ中軸固まった!3番龍馬、4番誠也、5番松山 3人で4安打3打点

 「オープン戦、広島5-11西武」(7日、マツダスタジアム)

 スコアボードに「4」の数字が刻まれた。0-6で迎えた三回。鈴木誠也外野手(25)のオープン戦1号となる2ランを含め、広島打線がつながった。2試合連続で「3番・西川」、「4番・鈴木誠」、「5番・松山」が並んだ。首脳陣が春季キャンプ前から描いていた構想にメドが立った。

 菊池涼の中前適時打で1点を奪って、なお1死一塁。西川が左中間突破の適時三塁打を放った。鈴木誠は左翼席上段へ放り込む特大弾。続く松山も中前打でチャンスメークした。この日は中軸3人で計4安打3打点だ。

 「3~5番は(理想に)近い形」と朝山打撃コーチ。3番に西川が入れば、走者を置いた状態で鈴木誠が打席に立つ可能性が高くなる。鈴木誠が勝負を避けられたとしても、松山が5番にいれば得点力は下がらない。

 腰痛から復帰し、前日6日から1軍に再合流した松山は2試合連続安打を記録。「しっかりと振れている。状態はすごく良い。あとは長打を出せていけたら」と前を見据えた。

 奮起が求められる先発陣とは対照的に、打撃陣は順調に調整を進めている。1、2番、および6、7番は相手投手によってメンバーを組み替えるプランもある。クリーンアップを軸にした豊富な攻撃バリエーションで得点を量産していく。

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