広島、13得点猛攻で勝利も…投手陣に課題 山口、ケムナは2軍キャンプ合流へ

練習試合に先発し、2回1失点の床田(撮影・立川洋一郎)
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 「練習試合、中日8-13広島」(16日、北谷公園野球場)

 広島は中日との練習試合で打線が爆発し、大勝した。初回、3番の西川が前日15日の阪神との練習試合に続く2試合連続の一発を放つと、四回は安部、五回は代打・三好、途中出場の上本が、豪快にアーチを架けた。

 本塁打だけではなく、適時打でも得点を重ね、特に「7番・中堅」でフル出場した野間は5打数4安打1打点と大きくアピール。活発な打線に佐々岡監督も「野手はみんな、しっかり振れている」と、各打者の仕上がりの早さに目尻を下げた。

 一方で課題となったのが投手陣。強風に雨と悪天候のマウンドとなったが、先発の床田は2回3安打1失点。ボール先行が目立ち、「自分の投球ができなかった。(収穫は?)なかったです」と肩を落とした。

 開幕ローテ入りを目指す山口も3被弾するなど、3回5安打3失点とアピールに失敗。八回から登板したケムナも3失点するなど、本来の投球を果たせなかった。佐々岡監督は試合後、山口とケムナの2軍キャンプ合流を明言。3月20日の開幕を見据え、戦力をシビアに見極めていく。

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