広島・遠藤、2段モーションを“再解禁” 紅白戦で結果出ず決断
「広島春季キャンプ」(10日、日南)
3年目の遠藤淳志投手(20)がワインドアップ&2段モーションを“再解禁”することを明かした。10日は宮崎県日南市の天福球場でブルペンに入り、カーブなどの変化球を織り交ぜながら、従来の投球フォームで80球以上熱投した。
今オフはソフトバンク・千賀らとの合同自主トレに参加し、鷹のエースに指導を受けた。千賀同様にセットポジションから左足を上げてから投げ始める新フォームを試していたが、9日の紅白戦では2回4安打4失点を喫するなど思うような結果が出なかったこともあり、決断した。
遠藤は「前の方が良かったのではといろんな人から言われた。しっくりとこなかった部分もあったし、紅白戦でも手応えがなかったので、決めることにしました」と理由を説明した。
昨季は34試合に登板。「結果を出すだけ。焦らずにできることをやっていきたい」とさらなるレベルアップを図っていく。