広島・佐々岡監督、若鯉アピール不足にガッカリ… 遠藤「死に物狂いでやるしか」

 「広島紅白戦、白組5-4紅組」(9日、天福球場)

 開幕ローテ入りへ意気込む若鯉の炎上に、広島・佐々岡真司監督(52)の表情が曇った。白組の先発だった遠藤は2回4安打4失点(自責点1)。紅組先発の山口も2回3安打3失点。「ちょっと残念。期待している分ね」と言葉を紡いだ。

 両投手は2日のフリー打撃、5日のシート打撃でも内容、結果を残すことができていなかった。「どう変わるかを見たかった。短期間では難しいかもしれないんだけど…」。修正をしながら、少しでも成長する姿を期待していただけに、もどかしかった。

 遠藤は「死に物狂いでやるしかない」と危機感を募らせる。ローテ候補の一人である野村が右ふくらはぎの肉離れで開幕に黄信号がともっている。もうこれ以上、チャンスを逃し続けるわけにはいない。

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