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野村3連勝 夏男グングン上昇6勝目!8回1安打「無心で投げていた」

 「広島4-1DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 広島・野村祐輔投手(30)が8回1安打無失点、無四死球の快投で今季6勝目を挙げた。直球に加えて、変化球も球威、制球とも申し分なし。今季は不調で2軍降格も味わったが、1軍復帰後は3戦3勝と完全復活だ。チームは6カード連続の勝ち越しで、2位・DeNAに再び0・5差、首位・巨人にも1・5差に接近。真夏の9連戦で好スタートを切った。

 ベンチに戻った野村はスコアボードの数字を見て目を丸くした。「まだ1安打!?」。球数は104球。九回のマウンドも「行けたと思う」と余力たっぷりだった。次回は中5日登板が予定されているため、3年ぶりの完封勝利はお預けとなったが、無四死球で8回1安打無失点。納得の6勝目だ。

 「無心で投げていたんだと思う。真っすぐが良かった。差し込むことができたし、他の球種も生きた。フライアウトも多かった。全体的に良かったです」

 投球の軸に据える直球を中心に、ツーシーム、カットボールがさえ渡り、チェンジアップ、カーブのブレーキも利いた。球威に加えて制球も抜群だ。4点リードの六回は筒香に粘られながら、最後は12球目のスライダーで投ゴロに。我慢強く、八回まで投げ抜いた。

 試合後の緒方監督は開口一番「祐輔に尽きるでしょう」と絶賛。「先発の仕事として、100点満点の投球をしてくれた。立ち上がりから投げ急ぐことなく、キレのあるボールを投げていた。安心して見ていられたし、長いイニングを投げてくれるのは助かる」と賛辞が止まらなかった。

 今年5月上旬に登場曲をミスターチルドレンの「皮膚呼吸」に変更した。学生時代から大ファンで「良い曲でしょう」とにっこり。ドライブ中はもちろん、自宅でも掃除中にライブ映像を流せばあっという間に部屋はピカピカだ。登板前はお気に入りのメドレーに耳を傾けてマウンドへ。心地いい音色に集中力はMAXまで高まる。

 今季は7月下旬に1軍復帰してからは3戦3勝、防御率0・90。抜群の安定感を誇っているが「手応えはまだまだです。取り返さないといけない」ときっぱり。巻き返しと完全復活へまだ通過点だ。

 チームは6カード連続勝ち越し。首位巨人が引き分け、1・5差まで再び急接近した。気温30度超えの降板後も「今日は風があって涼しかったです」とニヤリ。「夏が好き」と語り、12年前の甲子園を沸かせた背番号19が8月のロングスパートを支えていく。

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