エース大瀬良がハマで座礁 5発撃沈、自己ワースト12被安打で5敗目

 「DeNA13-3広島」(28日、横浜スタジアム)

 広島のエース大瀬良がDeNAの一発攻勢に沈んだ。4回2/3を自己ワースト12安打を浴びて、7失点。3試合連続黒星となる今季5敗目を喫し、試合後はざんげの言葉を繰り返した。

 「満遍なく球種を打たれた。気持ち良く振られた。何かしら原因があると思う。僕が試合をつぶしてしまったので申し訳ないです。しっかりと受け止めて次回に生かしたい」

 今永とは今季3度目の投げ合い。両軍エース対決に投手戦が予想されたが、序盤からピリッとしない。初回、3番ロペスに先制ソロを浴びると、2点リードの四回には4番筒香に同点2ラン。五回は天敵の2番ソトに勝ち越し3ランを浴びるなど、4点を失った。

 開幕から抜群の安定感を誇ったエースの異変。12日・日本ハム戦の黒星は8回2失点の完投負けだったが、19日・ロッテ戦は4発を食らい、6回0/3、8安打6失点(自責4点)。今回も“被弾癖”が顔を出し、打たれた本塁打は14本を数える。

 佐々岡投手コーチは「ボール自体はスピードと強さがあったように見えたがあれだけ打ち返されると投げ切れていないということになる」と渋い顔。それでも「大地の代わりはいない」と次回も先発を任せる考え。前半戦最後のマウンドで本来の姿を取り戻したい。

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