広島、延長十二回激闘の末に引き分け 鈴木の押し出し四球で一度は勝ち越すも…

延長10回、押し出しの四球を選んだ広島・鈴木(左)
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 「交流戦、日本ハム2-2広島」(13日、札幌ドーム)

 広島は延長十回に鈴木が押し出し四球を選び一度は勝ち越したものの、直後にフランスアが王柏融に同点打を許し、結局、引き分けた。

 1-1でもつれこんだ延長十回。先頭の小窪が二塁打を放つと、田中広のバントが失策を誘い、無死一、三塁に。田中広が二盗を決めたため、1番長野は敬遠となり満塁になった。

 ここで日本ハムは公文から玉井に投手を交代。菊池涼、バティスタと打ち取られたが、鈴木はフルカウントから四球を選び、勝ち越しに成功した。

 しかし、直後の日本ハムの攻撃で、5番手のフランスアが1死三塁から王柏融に同点適時二塁打を許した。後続は断ち、回またぎで登板した延長十一回は三者凡退に打ち取った。

 打線は以後、得点できず、延長十二回は中崎が抑え、日本ハムと引き分けた。このカードは2敗1分けで終えた。

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